外資系のプレッシャー

外資系は実力社会です。

期待に沿えなければ居場所はないし、期待に応えていても本国やマネジメントからのプレッシャーが半端ない。何人も上司が鬱やクビでいなくなりました。

今は僕がマネージャーです。僕は日々安定剤を服用してるので、いわゆる鬱状態で仕事をしています。会社の人は知りませんし、家族も知りません。言うつもりもありません。

何年も鬱状態だと慣れるもので仕事は普通に出来るんです。辛いときはトイレで泣きますし、カラオケで気が狂ったように叫びます。

それだけプレッシャーにさらされるので、まともな精神状態ではいられないのです。

鬱は辛いのは身をもって知ってます。パニック障害と診断されもしました。精神安定剤睡眠薬を毎日服用してます。

でも鬱で仕事を辞めようと思ったことはありません。死んだら楽だろうなともよく思います。でも死にませんし、仕事も今の環境で頑張るつもりです。

辞めれないわけではないのです。やりたいことがあるので体調が悪くても続けたいんです。ただ心は完全に死にますけどね。

狂ってないと外資系では続きません。

外資系で英語は必要?その2

僕の普段を書きます。どのくらい英語を使うか目安になればと参考までに。

8:30頃出社します、会社は9:00からです。

9:30までは日本語や英語のメールをチェックします。半々くらいです。

9:30から10:00はチームミーティング、日本語です。

10:00から11:00は別のミーティング、英語です。

11:00から11:30日本語

13:00から14:00英語

14:00以降は日本語英語半々です。

なので大体1日4時間くらいは英語を使います。

ちょっと旅行で使えますレベルではダメです。会議で発言しなければいけません。電話会議もあります。プレゼンもあります。

ネイティブではない外国人の発音も独特です。一緒に仕事をするって大変なんですよ。

外資系で英語は必須?

これは会社や職種によります。

外資系とはいえ、国内の外資系のお客さんは日本人ですから特に英語は使いません。でも上司は外国人です。この場合は英語が話せる方が出世します。

僕が入社したときにチームには5人の先輩がいました。全く英語が話せないのは2人、3人片言。上司はイギリス人。いまは僕がイギリス人の直下でマネージャーをしてます。

上司は明らかに英語が話せる僕を選びました。日常的に会話をするので、何をしてるのか理解しやすいし、他の人がどの程度出来るか話さないから評価できないんです。名前すら覚えていませんでした。

外国人達からすれば、話せないなら存在していないのと同じという感覚です。片言でも話せる方が信用できるんです。

外資系では英語は必須だと思いますよ。

外資系はクビになりやすいの?

クビになりやすいかで言われれば、国内企業と大して変わらないと思いますが、自主退職に追い込まれやすいのは事実だと思います。

外資系とはいえ、日本国内で営業していれば守らなければいけない法律は同じです。ですから簡単にクビには出来ません。

外資系にはPIP(Performance Improvement Program)と言われる解雇対象となった人に無茶な課題を与えて達成出来なければ去るというものがあります。

ある日、上司や人事から、あなたはPIPの対象になりましたと言われるわけです。

達成不可能な課題を与えられます。3ヶ月以内に達成しなさい、さもないと解雇しますとなるわけです。大半の社員は対象になれば自主退職します。

ですから、外資系ではクビになりやすい訳ではなく、クビになる前に辞めてしまいます。

ただ上の役職だと派閥争いに負けたり、様々な理由でクビになることはよくあります。この場合も自主退職がほとんどです。

辞めさせるプレッシャーはものすごいということをご理解ください。

自己紹介

こんにちは。某外資系IT企業に勤めるアラフォーのおっさんです。外資系で有名な金融系ではありませんが、外資系に興味がある方の参考になれば思い記事にしていきます。よろしくお付き合いください。

 

簡単に私の自己紹介。

アメリカの大学を卒業し、国内のベンチャーを数社経験し今の外資に来ました。マネージャーをしてます。アナリストをしていましたから、今はその部門をマネジメントしています。

外資系って華やかなイメージもありますが、クビになりやすいとか、プレッシャーが半端無いとか、完全実力主義だとかいろいろなイメージがありますので、そのへんどうなのよ!ってところを見ていってください。